小さい二輪車ライフ、小さい旅

最終更新日: 2026/03/29

アウトレットとドライブイン2026 2026年2月

「三井アウトレットパーク岡崎」が2025年11月初旬にオープン、なじみの店や知人から「行った?」と訊かれたりすることもありました。当初は駐車場へ入るのに酷い渋滞が頻発と聞いていて、ほとんど興味ありませんでした。
12月下旬に二輪なら、と行ってみたものの、周辺道路が大渋滞で近づくことができず、諦めていました。
この2月になってから、妻の親族や知人が行ったという話を聞くようになり、田舎にしては強気な価格設定が目立つとか。真冬の寒気が抜けつつあった、2026年2月中旬、それまでの寒さで縮こまっていた体を動かすべく、走って行ってみました。


いくぶん寒さが和らいだとはいえ、朝の最低気温マイナス1℃。出発時 5℃。寒さで体力を消耗しそう。慌てることはありません、いったん市役所近くのカフェで栄養補給します。


市役所近くのカフェ


ホットコーヒー¥500にモーニング

ゆったり休憩した後、気温は 1〜2℃上がったような体感。寒いことに変わりありませんが、この程度なら体を動かしていると、温まってきます。しかも栄養補給した効果なのか、順調に進んでいきます。還暦過ぎのジジイとはいえ、こうして走れることがありがたい。

交通量の多い国道1号線を避け、東名高速沿いの道を走っていきます。美合PAの案内板を横目にしつつ、機会があればぷらっとパークに寄ってもいいかと思いました。
その先を進んでいくと、道沿いに耕作地が広がっている箇所も。季節柄、何も作物は無いようですが、真冬から少し勢いを増した日差しを浴びた土は、どこか温かそうな印象を受けます。無機質なアスファルトと異なり、微生物をはじめ、様々な生き物が共生しているイメージで、ちょっとほっこりします。


東名高速 美合PA近く


大型アウトレットモールです

順調に進んでアウトレットパークに到着。以前ここは一面の田んぼだった記憶がありますが、今や見る影もありません。オープンから3か月少々、平日だったせいか、渋滞は皆無。駐車場もずいぶん余裕があるように見えました。

最初、誤って従業員用の駐輪場に行ってしまい、迷子になって探した挙句、やっと来客用の駐輪場を見つけました。もっとも、場所柄自転車は非常に少ない。わりと台数が多かった従業員駐輪場とは対照的でした。

さてせっかくここまで来たのですから、中を散策しましょう。

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う〜ん、人それぞれですので、あくまで私個人の印象ですが、ここは半屋外型の、類型的な「三井ショッピングパーク ららぽーと」。これといって目立った特徴はないような...

というか、ビンボー還暦ジジイが自転車で来るところではありませぬ。ファッション商品はもちろん、飲食店も軒並みハイプライス。いえ、私のような下流層にとってはそう感じるだけであって、メインターゲットである上流〜中流層の方々にとっては割安に感じることでしょう。
アウトレットのサイトには「お客様に新鮮な喜びや新しい出会い、ここでしか味わえないワクワクする体験をご提供」と明記されていることから、少なくとも上流〜中流層の方々はワクワクされるのだと思います。

通路は屋外であり、歩いていると体が冷えてきました。気温は 10℃。歩く程度の軽い運動なら、もっと着込む必要がありそうです。あ、違いました。フツーはもっと頻繁にそれぞれの店舗の中に入るんですよね。入れないのは私のようなビンボー人だけなのです。
そうは言っても、多少の雨はしのげるウォーキングコース、トイレや自販機が完備された施設だと考えれば、プラスにとらえることもできますね。

私にとって、ひと通り偵察は終わりました。お昼にしましょう。アウトレットパーク内部のレストランは¥2,000〜3,000程度かかりそう。最も安価なお店でも¥1,200超えのようです。入り口近くのテイクアウトスタイルのお店でパンや弁当を買っても¥1,000超えぽい。ビンボーサイクリストはお呼びでないので、早々に退散します。

自転車で5分少々のところにある、国道1号線沿いの「ドライブイン」に行ってみましょう。
1号線沿いですので、何度も通りかかったことはあるのですが、なかなか訪れる機会が今までありませんでした。
年季の入ったお店の上部に「ドライブイン」と書かれています。昭和世代しか理解できない単語かもしれませんし、昭和世代にとってもちょっと違うと思われるかもしれませんけれど「ドライブイン」であります。

店内に入ったのは正午少し前。他に客の姿はありませんでした。メニューから「ハンバーグ定食」をチョイス。コーヒー付きで¥700税込! すぐ近くのアウトレットとの価格差がすごい!!


風情あるハンバーグ定食


独特なコーヒー

ハンバーグがおいしい。決して高級な味ではなく、もちろんつなぎを使っているんだけど、つなぎのネガを感じさせない味。そしてどこか懐かしい、大衆食堂的な味。じっくり噛みしめるようにいただきました。
食後のコーヒーが他所にはない独特の風味。甘みや酸味が無く、ほぼ苦みのみ。でもトゲのある苦みではなくてマイルド。チェーン店でハズレに当たったような深入り超細挽きの粉っぽさもありません。どうやってこの味を出しているのか不思議。気になります。
それと、椅子の座り心地が妙によろしい。ゆったりとくつろぐことができました。ごちそうさま。
「ありがとね」 大将の素敵な笑顔に見送られ、お店を出ました。

店外に出たのが12:30ごろ、雲で日差しが遮られ、気温10℃のまま。冷たい北西の風が出てきました。風速 3メートル。向かい風です。
いったん名電山中駅まで戻り、旧東海道を西へ。逆風で体が冷えます。

国道1号線に合流、少々走って藤川宿へ到着です。


15年前「名古屋ウルトラ牛乳」の看板


すっかり変わりました

もう15年前、名古屋ウルトラ牛乳? なんてご当地レアアイテムを見つけたかのような気分でしたが、現在はすっかり変わり、一般住宅な外観でした。

藤川宿を抜けるころには風がやや強くなり、風速 3〜4メートルの向かい風。大した距離ではないとはいえ、日頃の運動不足がたたって少々バテてきました。


今回の走行距離約43km。
春が待ち遠しい時期のサイクリングとしては悪くなかったです。無理のない適度な負荷だったのか、少し体が軽くなり、何も無いけれど、気分がいくぶん良くなりました。
                           (おしまい)